SSブログ

大阪・京都探訪 (その3) [旅行]

関西旅行2日目の夕食です。

今回の旅行では、「京都で美味しい白味噌鍋を食べる!」というテーマで、友人と事前にいろいろとお店を調べました。最終的に決めたのは、地下鉄鞍馬口駅近く、ぼたん鍋の名店、「畑かく」です。

 ちょっと暗いですが、門から玄関です。

通された部屋は四畳半の個室、部屋の中央にはいろりが据えられています。縁はきれいな白木でとても気持ちがいいです。

個室は全て据付のいろりがあり、この部屋は4人用。6人、8人用に六角、八角のいろりもあるとのこと。八角形のいろり、、、、一度見てみたいですね。また、大広間は七輪で鍋をするとのことです。

床の間には、ぼたん鍋の店らしく、いのししの掛け軸が飾られています。下にあるのは牛の置物です。

また、お正月らしく、きれいに松が生けてありました。

まず、お茶とお菓子をいただきました。「亥」の文字が入った紅白の干菓子です。

 

早速、鍋を開始です。まずは白味噌の汁を暖めます。汁はこのようにきれいなクリーム色をしています。

暖まるまでの間、まずは、突き出しで一杯。突き出しはもろこの佃煮です。山椒の香りとともに美味しくいただきました。

で、待ってました!いよいよ猪肉の登場です。

花びら状に並べられた猪肉がとてもきれいです。丹波篠山で獲ったものだそうです。白い脂身と紅色の赤身が、まさににぼたんの花びらのよう。なんでもこの脂身の部分が一番美味しい箇所なんだとか。なお、この店はぼたん鍋発祥のお店とのことです。

大根、せり、えのき、ねぎ、しいたけ、粟麩などと煮込んでいきます。

中央の青いのが「せり」です。このせりがとても香りさわやかで、ちょっとしたアクセントになっています。肉に巻いて食べてみましたが、とても美味しい!!のです。そういえばこの日(1/7)は七草粥の日でした、、、、

この白味噌鍋、実はポン酢につけて食べるのです。

ちょっと意外な感じがしましたが、白味噌でしっかり味のついた具をさっぱりと食べさせてくれます。

特に美味しいと感じたのは、お肉はもちろんとして、先に述べた”せり”以外にまず挙げたいのが大根、これが味がしみていてどんどん食べてしまいます。それから粟麩。もちもちしてとても美味しいのです。

 最初の一杯の後は日本酒の熱燗で通しました。徳利はこんな面白い形をしています。

結構熱くて持ちづらいのです。(笑)

美味しくて、一人前を更に追加してしまいました。

こちらの盛り付けも非常にきれいです。あれ、ちょっと向きが違うかな、、、、

お腹が膨れてきたところで、旨みが出きった汁(仲居さんは「スープ」という言い方をしてました)を少しいただきました。とてもコクがあります。

残った汁を使った雑炊で最後を締めました。卵を加えて海苔をかけていただきます。若干ポン酢をたらして味をつけてもよし、といろいろ楽しめます。

とろっとした味で美味しい!!しかも量が結構ありました、、、、

当初は結構くどいのでは??という心配もありましたが、そんなことは全く無く、最後までとても美味しくいただくことが出来て、大満足でした!

毎年11月から3月の中旬まで、ということなので、冬の京都に行かれる方には是非お勧めします。もちろん自分もまた行ってみたいと思います。

★ 畑かく (京都 鞍馬口  鍋・懐石)

京都市上京区上御霊前通烏丸西    TEL: 075-441-0610

 


nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 1

コメント 1

Lipatti

> かのとさん

nice!ありがとうございました!
by Lipatti (2007-01-23 21:36) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。