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房総探訪 [旅行]

美味しいあおやぎが食べたくなり、千葉の内房の方へ行ってきました。まず向かったのは、富津岬の公園前にある「志のざき」です。

あおやぎをなめろうのようにして食べる料理があるとのことで、それを楽しみに行ったのです。

お目当ての「なめさんが定食」です。左上があおやぎをなめろう状にしたもの。

あおやぎがたっぷりと入っています。運転が無ければビールが飲みたくなる味です。ただもう少し味噌が入っていても良いかな、と思ったりもしました。

「やきさんが」です。表面に味噌をつけて焼いたもの。火が通り貝特有の香りがぷーんとします。こちらももう少し味噌があると良かったかも、、、

穴子のてんぷらです。こちらのほうでは穴子を「はかりめ」というそうで、富津界隈のお店で「はかりめ祭り」として特産の穴子をPR。穴子のシーズンの終わりとなる7月末まで開催しているようです。

★ 志のざき (千葉・富津 魚料理)

富津市富津2280(富津公園内)   TEL: 0439-87-2084

 

食後、南下して鋸山へ。ロープウェーで登った後、少し散策と思って歩いたのですが、起伏が激しくて結構疲れました、、、山を降りてきてふもと近くの温泉でさっぱりと。上がった後、名産のびわを使ったジュースを飲みました。

さっぱりとしていてすっきり飲めました。

帰り道、浜金谷から少し北上したところで国道沿いで行列が出来ているお店を発見。何のお店だろうと車を止めてみると、なんとラーメン屋さん。夕方近くなのにすごい行列です。

この辺りは竹岡というところで、この辺り一体では「竹岡式ラーメン」なるものがあって、特にこちらの「梅乃家」が発祥のお店とか。一部の人たちの間では相当有名なようで、調べてみるとAll Aboutにも記事がありました。千葉県出身でありながら、全く知りませんでした、、、、

竹岡式ラーメン、スープがなんとチャーシューの煮汁を麺をゆでたゆで汁で割っただけのものなんだそうです。またねぎが長ネギではなく、たまねぎを使っています。

ラーメン、500円です。チャーシュー麺もあるようなのですが、お客さんが多すぎるとの事で、普通のラーメンと大盛しか今は出していないとの事。普通のラーメンでこれだけチャーシューが入っているだけでもすごいのですが。

肝心の味ですが、醤油の味がストレートすぎて、自分はちょっと、、、という感じでした。コクも余りないですし、、、たまねぎもあまり合っていないような気がします。ただ、名だたるラーメン関係者も絶賛しているようです。ちょっと自分の舌に自信が無くなってしまいました、、、まあ好みの問題ということで。(笑)

★ 梅乃家 (千葉・富津 ラーメン)

富津市竹岡401   TEL: 0439-67-0920

 

 


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仙台探訪 その4 [旅行]

今回の仙台旅行で食べた甘いもの、おみやげについて紹介します。

仙台といえば、まずは「ずんだ餅」。市内にある「村上屋餅店」に行きました。

づんだ餅(こちらのお店では「づ」を使っているようです)を目的に行ったのですが、メニューにあった三色餅があまりにも美味しそうなので、急遽こちらに変更。左から黒ごま、ずんだ、くるみの3種類のお餅です。ごま、えんどう豆、くるみ&味噌とそれぞれの香りが楽しめました。特にずんだは甘すぎず豆の味がしっかりと感じられました。ざっくりとした食感もまた良いのです。

★ 村上屋餅店 (仙台 和菓子)

仙台市青葉区北目町2-38  TEL: 022-222-6687

 

続いて、市内の老舗の喫茶店、「ホシヤマ珈琲店」です。

落ち着いていて昔ながらの喫茶店で、棚に並べられた器の数々は圧巻です。季節はちょっと違うのですが、せっかくなので名物のコーヒーを注文しました。

水出し珈琲です。丁寧に抽出されたコーヒーは苦味が余り感じられずマイルド。口当たりがとても良かったです。香りもきちんとするのでコーヒーが苦手、という方でも楽しめるのではないでしょうか。

チーズケーキを一緒に頼みました。チーズの香りはそれほど強くなく、とろっとしたクリームがとても美味しいです。何かのリキュールを使っているのだと思うのですが、漬けてあるシロップもすっきりしていてしつこくないのがとても良いです。

★ ホシヤマ珈琲店 (仙台 喫茶)

仙台市青葉区一番町4-9-1かき徳玉澤ビル3F  TEL: 022-263-5560

 

今回食べた甘いものの中で最も印象に残ったのがこちらのお店。塩竃、塩竃神社の入り口にある「丹六園」です。自分は知らなかったのですが、塩竃に寿司を食べに行くことを知った親からお土産に買ってきて欲しいと頼まれて、立ち寄ってみました。

食べ物は名物の「志ほがま(しおがま)」のみ扱っています。古い佇まいのお店に食べ物はそれだけで、その他はさまざまな陶器や置物等がところ狭しと並んでいます。おそらく好きな人にはたまらないのでしょうね。

この「志ほがま」、紫蘇の入った通常の「志ほがま」、それから胡桃の入ったものの2種類です。

 模様は名物の「塩竃桜」を模しているとの事。

こちらが通常の「志ほがま」です。少し塩気の効いた紫蘇の香りとしっとりとした食感、お茶請けにぴったりです。

こちらがくるみ入りのもの。こちらはくるみの香り一杯の甘いお菓子です。とはいっても甘さは控えめで上品な味です。

個人的には普通の志ほがまのほうが気に入りました。家に常備していてちょっとお茶の時につまむ、というのにとても良いと思います。こちらの志ほかま、お取り寄せにも応じてもらえるとの事。結構引き出物やお祝いのお返し等に使われているみたいです。

★ 丹六園 (塩竃 和菓子)

宮城県塩釜市宮町3の12  TEL: 022-362-0978

 

(おまけ)

長かった仙台探訪記もこれでおしまいですが、お土産に買って帰ったお菓子を最後にご紹介します。

いわずと知れた仙台銘菓「白松がモナカ」です。大納言(黒あん)、大福豆(白あん)、胡麻の3種類ありますが、自分は胡麻が一番好きです。

石橋屋」の駄菓子です。こちらも親からのリクエストです。少しいただきましたが、昔ながらの味ですね。種類が多くていろいろ楽しめます。

それにしても仙台、本当に美味しいものが沢山でした。仙台牛、石巻や気仙沼の魚介類等、まだまだいろいろありそうですね。

 


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仙台探訪 その3 [旅行]

仙台旅行の2日目は塩竃・松島方面に行って来ました。

お昼は本塩釜駅すぐそばの「鮨しらはた」へ。近海で取れた魚を使ったお鮨をお手ごろな値段でいただく事が出来ます。

 

特上にぎり、マグロは近海ものとの事。また、どのネタもとても新鮮でした。特に貝類はお勧めです。

 

たまたま目の前の大皿に持ってあった蛸と大根の煮物です。蛸がものすごく柔らかくてびっくり。これはお酒が欲しくなります。夜に行ってみたいお店ですね。

★ 鮨しらはた

塩竈市海岸通2-10   TEL: 022-364-2221

 

夕方仙台に戻り、帰る前に寄ったのがこのお店。国分町にある炭火焼の「地雷也」です。

いろいろと炭火で焼いてくれるのですが、いくつも美味しいものがありました。

新筍を焼いたものです。皮付きで焼かれた筍、ほくほくでした。

特に美味しかったのがこちら。

 キンキです。一匹丸々食べるのは初めてです。皮がかりっと焼かれていて身はしっとり。骨以外は全て食べることが出来ます。また、頭の部分をスープにして出してくれます。

ほとんど塩味をつけずに出してくれます。はじめは薄いかなと思うのですが、段々と出汁が出てくるのか、何も足さなくても深みのある味でした。

締めの焼味噌にぎりと一緒にいただきました。こちらも炭火で焼いてくれます。

短い時間の滞在でしたが、美味しいものばかり。お酒も浦霞はじめ地酒が揃っていて、大満足。地元でも有名なお店との事で、日曜日の夜というのに席はほとんど埋まっていました。その人気も納得の味です。

★ 地雷也 (仙台 居酒屋)

仙台市青葉区国分町2-1-15   TEL: 022-261-2164

 


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仙台探訪 その2 [旅行]

引き続き仙台探訪の話題です。

仙台に来たらやはり牡蠣!ということで、初日の夜は仙台市街、国分町にある「かき徳」に行って来ました。

牡蠣の料理を一通り食べることの出来るコースを注文したのですが、結構品数も多く、全部食べるのは大変かもしれません。

まずは、突き出しです。

上が牡蠣の時雨煮、下は右からなまこ、ふぐの皮の煮こごり、わさび菜のおひたしです。体調がすぐれなかったのですが、さっぱりといただくことが出来ました。

その後、カキフライや殻付き牡蠣の焼いたものが出てきます。それらを食べますと、いよいよメインの土手鍋です。

これで2人分!なのです。相当な量の牡蠣が入っており、全部食べるのに一苦労でした。牡蠣はもちろんなのですが、スープがとても美味しい!

締めにはこのスープを使って雑炊をいただきます。

何杯でもいただけてしまいそうなとても濃厚ですが後を引く味なのです。

一般的には牡蠣のシーズンは終わり、ということなのでしょうが、こちらのお店、通年で牡蠣がいただけるとの事。メニューも土手鍋ばかりでなく、味噌グラタンなどとてもいろいろなメニューがあるので、季節に関わらず仙台に行った時には牡蠣を楽しむことができるお店だと思います。

★ かき徳 (仙台 かき料理)

仙台市青葉区一番町4-9-1  TEL: 022-222-0785

 


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仙台探訪 その1 [旅行]

この週末、仙台に来ています。先週から風邪気味で体調は万全でないものの、食い意地とは恐ろしいものでなんとか元気にやれているから不思議です。

初日の昨日は仙台市内と周辺の秋保温泉に行って来ました。昼食は牛たんを、ということでいろいろなお店があるようなのですが、市内にある「一福」に行ってみました。

こちらの牛たんは普通の塩焼きだけではなく、味噌漬けを焼いたものが名物とのこと、早速いただきました。

ピリ辛で良く味噌が染み込んでいて美味しいです。麦入りのご飯がとても良く進みます。追加料金でとろろも食べることが出来ます。

こじんまりとしたお店ですが、いろいろな一品料理もあるので飲んだりするのにも良いお店かなと思いました。

★ 牛たん 一福 (仙台 牛たん)

仙台市青葉区国分町2-10-4   TEL: 022-265-7914

 

夕飯は牡蠣を食べたのですが、それはまた改めてアップしたいと思います。今日は塩竃・松島方面へ行ってきます。塩竃は寿司が有名との事で、こちらも楽しみです。

 


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福島探訪 その4 [旅行]

旅行最終日の夕方、郡山駅周辺で打ち上げをしました。「宴庭 燦」という地元の飲み屋に行きました。

地元の美味しい食材で美味しいお酒を飲めるとのことで行って見ましたが、日本酒が本当にいろいろとあってびっくり。名だたる名酒が並んでいます。

その中からいくつかを選んでメニューに出しています。

ただ残念なことに飛露喜(ひろき)、会津娘、一ノ蔵が売り切れとのこと。地元のお酒が2種類も売り切れ、というのは予想外だったので残念でした。その代わりに十四代の純米吟醸(八反錦)を出してくれました!

癖が全く無くほんとにすっきりしています。いくらでも飲めてしまいそうですが、残念ながら1グループ2合までしかいただくことが出来ません。(笑)

その他、地元の花泉や田酒をいただきました。特に田酒はすっきりとした上にフルーティーでとても良い香り。素晴らしかったです。

食べ物も美味しいものが揃っています。

伊達地鶏、大根と菜っ葉の炊き合わせ。出汁の塩梅も丁度良く炊けています。

干物の盛り合わせ、ふぐ、めひかり、あご、えいひれを炭火でじっくり炙って食べます。日本酒にとても合うつまみです。

ほや、このわた、酒盗などの珍味です。これまたお酒がすすみます。

季節の野菜のてんぷらです。ふきのとう、たらの芽といった季節感のあるものや紅芋のようなかわったものまでいろいろなものを楽しむことが出来ました。

福島牛の朴葉味噌焼です。肉が非常に柔らかくてこれまた美味しいです。またくるみの香りと食感がアクセントになっています。

満喫した後、最後にお茶漬けを頼みました。「贅沢茶漬け」の名の通り、具沢山のお茶漬けです。

さけ、こんぶの佃煮、かに、梅干を具として載せて、実際にはお茶ではなく出汁でいただきます。

最後までとても美味しくいただくことが出来ました。

外見はよくみかけるような流行の居酒屋なのですが、お酒、料理ともとても充実していました。打ち上げにはぴったりのお店でした。

★ 宴庭 燦  (郡山 居酒屋)

郡山市駅前1-9-16  TEL: 024-921-8808

 

以上、当初想像していた以上に、美味しいものと出会うことが出来ました。また会津にも期せずして再訪することが出来て、大満足です。東北シリーズ、次回は仙台の予定です。こちらも美味しいもの揃いの街、とても楽しみです。

 

(おまけ)

帰りに、郡山名物、三万石の「ままどおる」を買って食べてみました。本当に普通のお菓子でなぜ名物なのかは分らないのですが、味は美味しいのです。

 

 


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福島探訪 その3 [旅行]

福島旅行の2日目、今日は会津に足を伸ばしました。会津自体は中学の修学旅行、高校の時に友人と旅行に行って以来なので、ものすごく(数えたくない、、、、)久しぶりです。まずは鶴ヶ城に向かいました。

 

雪も相変わらずちらつく中、とても寒かったです。ただ、天守閣からの景色は素晴らしく、寒いのを一瞬ですが忘れさせてくれました。

お昼は、市内の輪箱飯(わっぱめし)の名店「多季野」に行きました。

ここもかつて訪れたことはあるはずなのですが、わっぱめし自体がどんな料理だったか忘れてしまってました、、、(笑)

やはり古い民家で趣があるお店です。玄関を入った土間はこんな風に広々としています。

早速わっぱめしを注文。自分は「五種わっぱ」を頼みました。料理はこのようなせいろ状の輪箱(わっぱ)に入って出てきます。この輪箱、とても美しいのです。

2段重ねになっていて、上の段は2種のおかずが入っています。

上が牛肉とごぼうを煮付けたもの、下は大根を薄いだしで炊いたもの。どちらもとても上品な味付けです。お酒が欲しくなってきてしまいます。

下の段が五種わっぱです。上の段をはずした瞬間、湯気と美味しそうな香りがふわっと立ち上がってきます。五種ということで、鮭、かに、ぜんまい、きのこ、玉子が乗っています。薄めの味付けでおいしくいただきました。

お昼はわっぱめしのお客さんが中心ですが、夜は懐石風のものいただけるようです。お店の雰囲気ももちろんですが、なによりもとても美味しいのでおすすめします。

★ 多季野 (会津若松 わっぱめし)

福島県会津若松市栄町5-31 TEL: 0242-25-0808

 

お昼の後、和菓子・駄菓子で有名な「長門屋」に行きました。お菓子ももちろん美味しいのですが、名物のおかみさんと話をするのがとても楽しいお店でもあるのです。

最後に行ったとき、電車で近くの西若松駅から乗って帰ることになっていたのですが、おかみさんとすっかり話し込んでしまい、気づいたら発車の5分前くらいになってしまいました。あわてて帰ろうとするとおかみさんが、

「あー、大丈夫、大丈夫。後ろ向いて走っても1分くらいで着くから」(原語は会津弁)

というのでのんびり歩いていったところ、実際には10分近くかかってしまい乗り遅れてしまったのです。

今回おかみさんに、十数年前にここに来て、かくかくしかじかで、、、、と話したところ、「あー、あの時の!」(もちろんぜんぜん覚えていない)、なんて切り返されてしまいました。今回も30分以上一人で(!)しゃべり続けていらっしゃいました。連れもおかみさんの勢いに圧倒されてました。最近ではNHKラジオのラジオ深夜便にも毎月電話で出演しているとか、、、以前は「お姉さん」というとおまけをくれた(!)おかみさん、今でもとても若いのですが(!)、いつまでもお元気でいて欲しいです。

このお店、必ずお客さんにお茶とお菓子を出してくれてゆっくりと話をしてくれます。旅で訪れた人がほっと一息つけて、楽しいひと時を過ごせる、そんな雰囲気に惹かれて通うお客さんも多いようです。

たくさんお菓子を買い込んで来たので、それはまた改めてアップしたいと思いますが、今回こんなお菓子をいただきました。

香木実(かぐのきのみ)というお菓子です。会津産の鬼クルミを餡で丸ごと包んで表面に黒糖をまぶしています。とても美味しかったです。(お土産にも買ったのですが)

今度はいつになるかわかりませんが、また是非訪れてみたいと思います。

★ 長門屋 (会津若松 和菓子)

会津若松市川原町2-10  TEL:0242-27-1358

 

その後、今度は福島市の近く、土湯温泉に向かいました。「向龍(むかいだき)」という旅館の日帰り風呂を利用しました。

この旅館、川に面して露天風呂があり、雪景色を眺めながらしばしのんびりとしたのでした。

帰りは郡山まで戻り、打ち上げで一杯やって、東京に戻ってきました。打ち上げのお店もとても良かったのですが、こちらも写真が多くなってしまったので、また改めてアップしたいと思います。

それにしても2日間で約400kmも走ったのにびっくり。雪道もあったことを考えると、結構走りました。やはり福島は広いですね。

 


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福島探訪 その2 [旅行]

昨日の夜は随分と遅くまで飲んでしまったこともあって、今日の出発時間を若干遅らせることにしました。のんびりと喫茶店でお茶をしながら、今日行きたいお店とかをチェックしています。

昨日の夜は、郡山駅の近くにある「会津郷土食 鶴我」に行きました。

当初、会津に行く予定ではなかったので、郡山で会津の郷土料理を、、、と探していて見つけたお店です。急遽、今日会津に行くことになってしまったので、無理に探す必要も無かったのですが、、、(笑)

まだ出来て間もないお店のようですが、いろいろなものをとても安く食べることが出来るお店です。一通り名物を食べることの出来るコースを注文しました。

結構な品数になるのです。

突き出しの山菜の煮付けとなぜかピータンが。ピータンをクリームチーズで固めたもので、とても爽やかです。

会津の名物「こづゆ(小汁)」です。薄口の出汁に山菜などの野菜が入ったすっきりとしたお汁です。食欲が湧いてきます。

ビールも赤べこの可愛らしいグラスに入っています(中は普通のビールなのですが)。日本酒も「飛露喜」など、地元のお酒をいろいろといただきました。

桜肉三種の造りです。上から時計回りにレバー、たてがみ、ヒレの部分のお刺身です。レバーはとても匂いがきつく、自分はそうでもなかったのですが、連れは結構閉口していました。「たてがみ」というのは初めて食べました。出てくるまでは毛のようなもの??と全くイメージが沸かなかったのですが、食べてみると脂身のような食感でとても美味しかったです。たてがみの付け根の部分はこういった脂分があるのでしょうか、、、、

会津の名物料理が続きます。左上から時計回りに棒鱈の煮付け、身欠き鰊の山椒煮、揚げ饅頭のてんぷらです。魚は昔の地域特性もあって保存できる食材を上手く調理する方法が発達しているんでしょうね。特に鰊のほうは山椒のとても良い香りと鰊の噛めば噛むほど出てくる味がとても美味しかったです。「揚げ饅頭」はこちらではあんこの入った普通のお饅頭を七味醤油につけて、酒のつまみにするそうです。食べる前は疑心暗鬼だったのですが、これが美味しい!!思わずアンコールしてしまいました。

鰊と油揚げの田楽、これもお酒がすすみます。 

メインの桜鍋(すき焼き)です。まず刺身でもいただけるようなさくら肉をすき焼きに、とはいっても固くならないよう、しゃぶしゃぶのようにしていただきます。その後豆腐や野菜等を、という流れになります。柔らかい桜肉がとても美味しかったです。

これらを煮詰めた汁を使って食べる「あとごはん」という食べ方があるとお店の方に教えていただき、興味津々になり、最後のわっぱめしを代えていただきました。煮汁の残りに出汁を加えて卵を入れてかき回し、ごはんの上にかけて食べます。

若干しょっぱいのですが、いろいろなエキスが入っているせいか、とてもコクのある味で美味しかったです。

最後に簡単なデザートが出ました。クレープで生クリームを巻いたもので、小豆はワインで煮たとのこと。とても軽い感じです。

これだけの品数、ボリュームで5,000円というのはとても安いと思います。しかも会津の名物を一通り食べることの出来るこのメニュー、とてもお勧めです。また、地酒もいろいろとあり、お酒の好きな方にも喜んでいただけるお店だと思います。

 ★ 会津郷土食 鶴我 (郡山 和食)

郡山市大町1-2-18 TEL: 024-931-1056

 

さて、これから会津に向かいます。美味しいもの、温泉と今日も盛りだくさんになりそうです。

 


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福島探訪 その1 [旅行]

この3連休の後半、福島の郡山に旅行で来ています。

温泉と美味しいものが目的なのですが、いろいろ調べる中でなかなかお目当てになるものが見つからず、若干心配の中出かけたのですが、思った以上に美味しいものがあり、びっくりしています。また急遽予定を変更して会津のほうにも足を伸ばしてみようということになり、さらに楽しみです。

今日の昼は、郡山市内にある「隆仙坊」というお蕎麦料理のお店にいきました。

 この時はいい天気でした、、、

歴史を感じる古い民家そのものを生かしたお店です。中はこのように昔ながらの造りになっています。

掘りごたつ状の大きなテーブルに、何人かで腰掛けていただけるようになっています。

「桃」というお蕎麦のコースをお願いしました。軽い前菜、かき揚げとせいろ、デザートもついてきます。夜に備えて昼は軽めにしました。

前菜のゆばとじゅんさいです。ゆばが結構どーんと入っていてボリュームがあります。じゅんさいは、季節ものでは全く無いものの、湯葉との食感がとてもおもしろい一品でした。

かき揚げとせいろです。それぞれを見てみますと、、、、

海老と小柱のかき揚げと、インゲン、まいたけのてんぷら、それから蕎麦田楽です。かき揚げが思ったよりボリュームがありました。蕎麦田楽は蕎麦の束を田楽にしてあり、お酒が欲しくなるような一品です。

お蕎麦ですが、右下のお蕎麦は桜をねりこんであります。「とりあえず何もつけないで食べてみてください」というお店の方の言うとおりに食べてみたところ、ほのかな桜の香りが。とても繊細な味で、結局ほとんどそのまま何もつけずに食べてしまいました。最後に試しにつゆにつけてみたところ、お店の方の言うとおり、全く香りが分らなくなってしまいました。(笑)

デザートはお抹茶と蕎麦団子のお汁粉にしました。蕎麦団子のあべかわ、みたらしなどから選ぶことが出来たのですが、お店の方が「是非食べてみてください」と薦めてくださったので迷わずお願いしました。そばがきを丸めたような食感の団子はお汁粉にとてもよく合います。

いろいろメニューを見ていると、夜のほうが充実しているような感じを受けました。また、今回はいただきませんでしたが、名物の「稜飩(ろうとう)そばさし」という一品がおすすめとのこと。そばの生地をを薄く延ばして水につけ刺身のようにして食べるとのこと。こちらも非常に興味があります。

★ 隆仙坊  (郡山 蕎麦)

郡山市清水台大慈寺門前   TEL 024-932-0194

 

午後はレンタカーで、今回お目当ての南会津の大内宿へ向かいました。会津と日光を結ぶ街道の宿場町で、国の重要伝統的建造物群保存地区にもなっている町並を見るが目的です。しかし、近づくにつれ、段々と雪深くなってゆき、何とかたどり着いたところは一面の雪景色でした。今年は暖冬ということで全く警戒しないで出かけてしまったのですが、これが大誤算でした。(笑)

 町並みです。

とても寒かったので、たまらず近くのお店に緊急避難しました。

 このような建物がずらっと並んでいます。特に多いのがお蕎麦屋さんでした。中を覗いてみると、、、

天井が高い昔ながらの造りです。障子一枚隔てて土間と区切られているのですが、中はとてもぽっかぽかでした。

またもやお汁粉をいただいてしまいました。(笑)

古代米入りのお汁粉ということなのですが、とてもしょっぱかったのでびっくり。連れは「こういう味なんじゃない?」というのですが、どうも自分には塩を多く入れすぎたようにしか感じられませんでした。(笑)

連れの飲んだ甘酒。こちらも古代米入りで香りがとても良かったです。

郡山に戻ってくるともう夕方になってしまいました。夕飯はホテルのそばの郷土料理店を予約していて、そちらで美味しいものを堪能したのですが、例によって写真がとても多くなってしまったのと、急遽連れとこれから飲みに行くことになってしまったので、また改めてアップしたいと思います。(笑)

明日は本当に久々の会津、とても楽しみです。

 


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大阪・京都探訪 (その5) [旅行]

二泊三日の旅行の割に長々と書き連ねてきましたが、今回でようやく最終回です。

旅行最後の夜は祇園の『しぐれ茶屋「侘助」』というお店に行きました。場所は四条通から縄手通を上って白川を越えてすぐ右へ。白川沿いのとても雰囲気の良いところにあります。お店はカウンター中心で本当にこじんまりとしていますが、本当においしいおばんざいを食べさせてくれます。この時期、ほろ酔い気分で外に出ると(トイレはいったん外に出てから入るのです)、ひんやりとして川のせせらぎが聞こえてきて、周りの風景にしばし時を忘れる、、、そんな風情があるお店です。

このお店、今回の旅行に付き合ってくれた大阪の同期に一緒だった名古屋時代連れてきてもらったお店。一緒に京都に来ると、必ず寄っているお店です(といっても自分は数えるほどしか行っていないのですが)。今ではその同期も大阪勤務。この店にも時々ふらりと来ているようで、うらやましい限りです、、、、自分が最後に行ったのは東京に転勤が決まった直後だったので、もう2年ぶりくらいになりますね。大将も女将さんも代わっていました。

特にコースにはせず、食べたいものを注文することにしました。

おせち風のきれいな突き出しです。つまみながら大鉢に盛られているおばんざいやメニューを見ながら、食べたいものをあれこれと考える。楽しいひとときです。

その同期のお勧めでぶり大根からスタートです。写りが悪いのですが、右側は目玉の周りです。とてもとろとろしているのですが、さっぱりと煮ています。大根もたっぷりと旨みをすっていて美味しいです。

海老芋を炊いたものです。とても柔らかくねっとりとしています。出汁は薄味ながらもしっかりと味がついていて、その出汁がよくしみています。シンプルですが、その味と食感に驚かされました。

鯛の南蛮漬けです。鯛の身がよく締まっているのと、それに酢のすっぱさが良くあっています。意外と、食べでもあります。

生麩の田楽です。上は八丁味噌とよもぎの麩、下は白味噌と普通の麩の組み合わせです。焼いた麩は香ばしく少し甘めの味噌と良く合います。ぺろりと食べてしまいました。

茄子の揚げ出しです。素揚げした茄子をこれもさっぱりした出汁で食べさせてくれます。

今回食べたものの中で、一番印象に残っているのが、この「へしこ」です。鯖をぬか漬けにしたものだそうです。少し塩辛いのですが、とても複雑ななんともいえない味です。これはお酒が進みます!

女将さんは熱心に日本酒を研究されています。熱燗、濁り酒、冷酒といろいろなお酒を上手に勧めてくださいました。女将さん自体はあまりお酒が強くないとのことですが、とてもお酒が好き、とのことですので、是非勧めてみると良いかもしれません。(笑)

最後のおばんざいは、にしん茄子です。最初席に着いたときから気になっていたのです。(笑)

これもお酒が進みます。

最後に漬物とご飯ものを頼みました。

おすすめの「たぬきご飯」です。

ほんのりとしょうがの香りのするあんがたっぷりかかっています。

とてもお腹一杯になりました。

大将は黙々と仕事をするタイプ、一見こわい感じがします(!)が話してみるとまじめで一生懸命に取り組まれているのが良く分ります。一方で女将さんは非常にきさくで楽しい方でした。お二人とは初めてでしたが、とても楽しく過ごすことができました。これまでの方もそうですが、アットホームな感じがとてもこの店の良いところだと思います。また大阪に来たときに是非また寄って見たいと思います。また、赤坂に「やげんぼり」、乃木坂にやはり同じ名前の「侘助」というお店があるようなので、通えないまでも足を運んでみたいと思います。

★ しぐれ茶屋「侘助」 (京都 祇園 おばんざい)

京都市東山区祇園白川通縄手東入ル  TEL: 075-531-5175

 

あっという間の3日間でしたが、観劇からスタートし、良く食べ良く飲んで非常に充実した旅行だったと思います。4月公演は無理としても、夏の公演には是非行こうと思っているので、またその時はいろいろと食べ歩きたいと思います。

 


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