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第163回文楽公演 平成20年5月 国立劇場 第二部 [文楽]

昨日ですが、5月文楽公演の第2部に行ってきました。

「心中宵庚申(しんじゅうよいごうしん)」は、初めて。とても楽しみにしていました。
もちろん千代は簑助さん。暗く沈んだ感じ、姑から呼び戻されて戻ってきた時の嬉しそうな表情、、、、
本当に素晴らしかったです!
勘十郎さんのほうも大分馴染んできたようでな気がします。
文雀さんも観ることができましたし、何よりも住大夫、嶋大夫ご両人続いての切場。
現在最も豪華な配役ではないでしょうか。

もう一つの「狐と笛吹き」も言葉遣いは現代的で不思議な感じがしながらも、演出も凝っており楽しむことが出来ました。

今月は歌舞伎にも行くので、文楽はこの1回きりです。
9月は清之助さんの清十郎襲名披露で十種香・狐火が観れるとのこと。今から楽しみです。


ところで、今回このような貼紙が。

20080511-1.JPG

新大夫さんが退座、、、知りませんでした。
3月末で退座ということで4月の大阪から出ていなかったとのこと。
結局むつみ会の告訴取り下げで一連の騒動は終了ということのようですが、結局我々ファンに対しては正式に協会等から何も説明がなく終わってしまいました、、、少し寂しいですね。


(おまけ)

今回は、銀座三越の地下で地雷也の天むすのお弁当を買ってみました。

20080511-2.JPG

5個もあるとさすがにお腹が一杯になりますね。他のお弁当に比べるとリーズナブルですし、美味しいので観劇にはぴったりだと思います。



この土日、伝統芸能関係のビデオを良く観ました。
観たものを備忘に書いておきます。

歌舞伎「身代り座禅」:昨年の公演から。左團次の山の神が抱腹絶倒の面白さ。本当に上手いです。團十郎の萎れぶりも素晴らしい。
映画「虎の尾を踏む男たち」:黒澤監督の能の「安宅」、歌舞伎の「勧進帳」をもとに撮った映画とのこと。BSでやっているのを観ました。エノケンが強力を面白おかしく演じているのと、意外な切り口で撮られているのが面白い。
歌舞伎「勧進帳」:映画を観てふと見たくなったもの。白鸚の最後の弁慶。二世松緑の富樫が素晴らしい。
能「安宅」:梅若六郎が弁慶。初めて見たが、山伏が多く迫力が非常にあるのと、能ならではの荘厳さが良い。この演目であれば能でも観にいってみたい。

能、狂言はほとんど未知の世界なのですが、有名な演目から是非観にいってみたいです。

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