「メニューは僕の誇りです」 [本]
先週の日曜日の「たき下」の帰り道、ふと思い立って三の橋から慶応方面に折れ、三田ハウスにある「コート・ドール」の前まで行って見ました。もちろん中には入っていません。(笑)
ジャンルを問わず、自分が一番好きなお店です。とはいっても、ランチを含めて数えるくらいしか行ったことはないのですが、それでも自分にとっては特別なお店です。
地方に転勤する直前に行ったのが最後で、こちらに戻ってからも行っていないので、6,7年ぶりになりますでしょうか。本当に久しぶりです。
もともとこのお店を知ったのは、この本を読んだことがきっかけでした。
弟が持っていたのを何とはなしに借りて読んだのですが、斉須シェフの素材、料理へのこだわりや思い入れが、素朴な表現なのですが強く伝わってきました。季節感を大事にし、手を加えすぎず適度な調理で素材の持ち味を生かす、、、いったいどんな料理なんだろう、このレストランでいつか食事をしてみたい、この本を読むと誰でもきっとそんな気持ちになると思います。是非、食べることが好きな人にお勧めしたい本です。
当時は、社会人になってまだ間もない頃でしたから、なかなか行くことのできるお店ではありません。初めてこのお店に行った時は本当にドキドキしました。赤ピーマンのムース、トリュフのかき卵、牛の尻尾のブレゼ、、、、言葉に尽くせないくらい素晴らしい料理でした。今でもその時のメニューをはっきりと覚えてますし、その時もらって帰ったメニューは大切にとってあります。
久々にお店に行ったのですが、お店の前にはメニューが飾ってありました。以前はこのように今のメニューは置いてなかったような気がします。このメニューはシェフ自ら毎日手書きしているものです。
当時から変わっていないメニュー、新しいメニューとこの季節の美味しいものがいろいろとあって、見ているだけでとてもわくわくしてきます。
いつかまたこの店に行くことのできる日が来るのを楽しみに、これからも食べ歩きたいと思います。
> かのとさん
こんばんは!nice!ありがとうございました。
by Lipatti (2007-02-09 00:17)