最近読んだ本から [本]
最近読んだ中で面白かった本でこんなものがあります。
裁判ウォッチャー、というか興味本位で裁判所通いをしている筆者の体験記です。裁判が盛り上がるか、という観点でいろいろな裁判を渡り歩く、というのがかなりくだけたタッチで書かれていて、あっという間に読み終えてしまいました。
人のプライバシーの最たるものである裁判を、まったく関係の無い第三者が面白半分に見に行って(完全に興味本位で事件を選んでいる)、勝手なことを言っているというのは、裁判員制度が始まったときに同じような見方をする人が出るんだろうな、と考えてしまいました。あまり無知な人が人の一生を左右するような判断を下すわけですから。
かといって、裁判を見に行ってみようかなともなかなか思えないのです。こんな感じの人がたぶん多いのでしょう。もう少し皆が裁判について真剣に考えることがないとあまり裁判員制度というのも意味がないと思うのですが。
筆者の本業はいったい?
興味本位でそんなところに行くんだ・・・
と素朴な感想を持ちました。
by tatsuwo_a (2006-11-16 21:46)
返事が遅くなってしまいました。
フリーのライターのようです。
結構同じような本を何冊も出しているようです。
結構大きな事件を傍聴しているようで、コメントとかも出しているようです。
by Lipatti (2006-12-02 22:20)